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推拿の手法

と特徴

 

   推拿の治療原則

手法・経穴の適切な選択と手順

 推拿は中国医学の理論に基いて治療体系ができあがっています。足をくじいたり,脱臼、突き指など関節、靱帯、筋肉などのずれを修正することはもちろんですが、内臓の働きを調整し、ホルモンのバランスを整え、気血の流れを順調にさせる効果があります。
 体の表面には700ほどのつぼがあります。つぼは、経絡と呼ばれる気の流れる道上にあり、それらは内臓器官に連絡しています。このため、内蔵や体内の機能の不調が体の表面にあらわれるのです。推拿はこの体表にあらわれてくる変化に対して刺激を与え、内臓機能や体内組織に良い影響を与えようとするものです。

圧痛点と経筋を調整

 圧痛点は阿是穴とも言われ、患者が痛みを感じるところと、痛みは感じていないが痛みの要素を潜在的に持っている点です。この点をを探すには気で見る方法がありますが、押してみて痛いと感じたところです。経筋上にあることがほとんどです。強く押せば逆に緊張しますので、じわっと押すようにします。

   推拿治療法

温法 ゆっくりやさしく、暖めるように行うことで陽気を補う。摩法を多用。
通法 経絡、血管を刺激し気血の通りをよくする。推法など。
補法 右回転させながら摩擦し、ゆるやかに気を補う。摩法など。
瀉法 便秘等の場合、強めに、速度は速めに気を排出させるように行う。擦法。
汗法 皮膚の汗腺を刺激し、新陳代謝を活発にさせる。拿法など。
和法 皮膚から体内に刺激を与え、奧と表面とを調和させるようにする。拿法。
散法 停滞、固まりになっている状態をゆるめ散らす。揺動類、摩擦類。
清法 体内に充満している熱を鎮めるように行う。柔法など。
 

  推拿手法

 推拿の定義は、施術者の手あるいは四肢その他の部分を用いて各種の技巧や動作によって患者の体表を刺激する方法です。この方法を推拿手法と呼びます。

 手法を行うにあたって必要なことは以下の5点です。

持久 一定時間動作と加える圧力を保ちながら持続させる。
   持続させることによって反応を引き出す。

有力 動作中は一定の力の強さを保つ。

平均・均一 両手で圧する場合両手の圧力は平均化させる。
   動作はリズムをもって行い、急に早くしたり遅くしたりしない。

柔和 動作はなめらかで滞りなく行う。
   力の強弱の変化によって浮いてしまったり滞ってはいけない。

以上の4点は同時進行である。
浸透 体表を刺激するが内部にまで浸透する。

 患部に与える刺激は時間と強さによって決まる。
強く刺激すれば時間は短くなり、弱い刺激では時間は長くなる。

 手法は組み合わせて行うことができる。
基本手法  基礎的な単一の手法。
複合手法  いくつかの手法を組み合わせたもの。

 手法を行ううえでの要領は以下の通りである。

はじめは力は弱く、次第に強くする。はじめはゆっくり、次第に速くしていく。
表面からはじめ、内側へと刺激を浸透させる。
経絡に沿って刺激し、補と瀉を明確に行う。
点からはじめ、次第に線を形成、点と線がつながっていくようになる。

 中でも補瀉の考え方がなじみが薄いので、説明します。

している場合は補  の場合は瀉
 補瀉とは中医特有の考え方である。病気を診断するとき、八綱弁証という、陰陽寒熱表裏虚実の八要素に分類していく方法がある。その中の虚実は、病気の気と人体の持つ正気との関係を表している。虚は病気の気が強く、正気は弱っている状態であり、外部から正気を補うようにすること。即ち補である。実は病気の気も弱くはないが正気も強い。気を外に出してやる必要がある。即ち瀉である。

 推拿の補瀉

軽く揉むのは補  強く揉むのは瀉
ゆっくり摩擦するのは補 速く摩擦するのは瀉
経絡に沿って行うのは補 経絡の流れる方向と逆の方向に行うのは瀉
時計回りに回転させるのは補  逆時計回りに回転させるのは瀉
長時間行うのは補  短時間に行うのは瀉
心臓に向かって行うのは補  心臓と逆の方向へ行うのは瀉


経絡・経筋とは
経絡は鍼灸で言うつぼとつぼを結んでいる気の通り道。経は縦線、絡は横に連絡する線で、経には体を頭部から手足まで12本ある。経絡には方向がある。

腕の外側の3本の経絡は手から腕を心臓方向へ流れる。腕の内側は指先に向かって流れる。足の経絡の方向は腕と反対の方向になる。
背中側の中心には督脈があり腹部に任脈がある。

経絡に沿うようにして経筋がある。

  手法を分類すると以下のようになります

揺動類手法    施術者の手を振り子運動のように揺り動かす手法
  例、一指禅推法  纏法  こん法 柔法など
施術者の指先や手の甲などを用い、指、手、手首、肩の関節を連携させながら連続的に揺り動かす方法である。

摩擦類手法 患部をこする手法
   例、摩法  擦法 推法 分推法 抹法など
施術者の指の腹、手のひら、手の根本、肘などを用い、直線あるいは円運動によって幹部をこする。

振動類手法  患部に振動を与える手法
    例、抖法 振法
両手で四肢の先端部をつかんで小刻みに上下に振り、肩や腰を揺り動かす方法。

押圧類手法  垂直方向に圧迫する手法 もむ手法
    例、按法  点法  捏法 拿法、弾筋法、抓法
押し出すように部位を圧迫あるいは部位をはさむように圧迫する。手指でつかむようにして患部をもむ。

叩打類手法  たたく手法
  例、拍打法 掌叩法 打法  指打法 弾法 垂法
患部をリズミカルにたたく方法

複合類手法  基本手法を組み合わせて行う
  例、推摩法(親指は一指禅推法その他の四指は摩法)

運動関節類手法 関節や靱帯筋肉を運動させる手法
   例、揺法 背法 板法 抜伸法 
カイロプラクティクと同様な手法を含む

 次に施術者が使用する部位をあげておきます。

 
手掌 手のひら
手根 手首付近
大魚際  手のひらの小指側
小魚際  手のひらの親指側
親指
四指 親指以外の指
両手
ひじ
前腕
 こぶし

   一指禅推法

一指禅という言葉は仏教禅宗派の用語である。その意味は万物帰一である。

 紀元500年インドの僧、菩提達磨(だるま)が中国を訪れ、嵩山少林寺で壁に向かって九年間坐禅をおこなった。一指禅は達磨が修行する過程で編み出された方法であるという伝説がある。

操作法
1.四指を軽く曲げ空拳をつくる。
2.親指を自然に伸ばし、その腹に人差し指の第一関節をつける。
3.親指の尖端、または爪の横、または親指の腹を患部にあてる。
4.肩の力をぬいて落とす。肘を軽く曲げ手足を左右に揺らす。
親指の尖端を患部に接しているときは、手首を曲げる。
爪の横を患部に接しているときは、手首を伸ばしたまま。
5.手首の動きが親指に伝わり、親指の関節が動いて刺激が患部に伝わる。

毎分120〜160回揺り動かす。

要領
親指以外の手と腕の力はぬいている。手首と肘は自然に曲げる。
患部にすいつけるようにして、なめらかに力をこめて連続させる。

特徴
接触面積が少なく浸透力が大きい。
全身各部に適する。

注意 肩と腕をたらし、力をぬく。指先は幹部につけたまま移動させない。
   空拳にした手は強くにぎらず、ゆるめておく。

屈指推法(親指を曲げて第一関節部を接触、他の四指は空拳)
偏峰推法 指峰禅(親指の爪の横を接触、他の四指は空拳)
撒手禅(親指の先を接触、他の四指は開いて摩法を行う)
纏法(毎分220〜250回動かす)

 
気の理論を応用して治療します

中国医学では、気はエネルギーをもった微細な物質で生命を維持するものと考えられてきました。体内の気のバランスが崩れたり、気や血の流れが滞ると、病気になるといわれています。治療時には、手技を施すだけでなく、気の通り道である経絡、気の集まる要所である経穴に経絡を疎通させ、バランスのとれた整体にもどし、病気を治すようにすうrことです。
「得気」を使います。得気は、「ひびき」ともいい、治療する者の手技が経穴の内部に達した時に、患者が感じる感覚です。体の局部的な生理反応、あるいは全体的な生理反応と考えられます。
 得気の種類には、@だるい感覚、Aしびれる感覚(電流が流れるように感じる)、B涼しい感覚、C熱い感覚、Dはれぼったい感覚などです。
 
推拿は自然治癒能力を引き出して病気を治すことが大切なので、手技と患者の体が呼応し合うことが必要です。推拿は術者の手技と患者の体の生理反応との対話と言える。得気なしに手技を用いることは、患者の体に無意味な刺激を与えるだけということにもなりかねない。
熟練すれば相手の気と術者の気は互いに交流して気をとおして相手の得気状態を感じることができるようになり、圧痛点の位置や状態を感じ取ることができるようになってきます。

当講座ではこん法に習熟することからはじめます

 こん法

気の原理にかなった術者も楽になれる手技

自由な手の動きによってさまざまな刺激を生み出します

60年前上海の民間按摩家が考案したもので、上海地域で流行しているすぐれた手技

  こん法(滾法)

操作
親指以外の指を軽く握って空拳をつくる
四指の爪の部分を患部につけて、手首を前後にころがすように動かし、爪の部分はつけたままで手の甲の第一関節まで送り込むように前方にころがし、もどす。
ゆれうごかすように繰り返す。



 

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