推拿実習におけるよくある質問
通信伝授の場合ビデオ教材で自習できるでしょうか？
技術的にはそれほどむずかしいものではなく、反復して練習することによって、マスターしていくものです。
ビデオと、テキストに沿って練習を続けていけば、充分使える技術となります。
通信伝授はどのように行われるのでしょうか？
まず、手法全体のビデオと、こん法練習用のビデオと教材が郵送されます。その練習法にしたがって、こん法を練習をしていただきます。疑問やわからないことがあれば適宜、電話、ファックス、メール等で質疑応答が行われます。毎日１時間程度の練習が必要です。数ヶ月練習したら、対人練習をはじめます。家族や身近な人に試してみてください。
こん法を練習を終了した後、揉法、摩法、擦法、などその他の手法の練習用ビデオが郵送されます。
適宜、実習を受けることができます。
実習は５時間まで無料です。５時間を超えると１時間あたり２０００円となります。実習を終了後、認定証が発行されます。（認定料１００００円）
実習を受けるにはどうすればいいでしょうか？
通信伝授で申し込まれた場合は適宜、実習を受けることができます。メール電話等でスケジュールを確認して藤沢に来ていただければ、辻堂駅まで迎えにいきます。
遠方からの場合は宿泊できます。一泊、2000円の実費経費を負担していただきます。
実習は５時間まで無料です。５時間を超えると１時間あたり２０００円となります。連続して実習を受ける場合は1週間12万円のコースがあります。宿泊費、認定証こみの料金です。食事代は含まれません。
やる方も楽というのは具体的にはどういうことでしょうか？
指圧やマッサージではやれば手の指や、腕がやればやるほど疲れてきます。それは力が入ってしまうからです。
また繰り返し、同じ筋肉や関節を酷使するため関節炎などが起こってきます。
たとえば、椅子に座って椅子の背を背中で押すとします。もたれかかってゆらしていると、背中は楽なわけです。椅子の背は背中で圧力を受けます。このように、自分の体を相手にもたれかかって圧迫すれば、こちらも気持ちいいわけです。
このように、自分の体の重さをうまく使いゆらして刺激を与えれば、筋肉を使うことなくマッサージができるのです。
推拿の中の最も重要な手法である、こん法ではこの原理を使っておこなうため、心地よい振動で自分も楽にリラックスできるのです。
実際、推拿をやっていると、やられている人も気持ちよく寝てしまいますが、やっている方も眠くなってくるのです。
開業したい場合はどうしたらいいでしょうか？
脱サラや定年退職した後はじめる人がいますが、基礎練習を積んでいないと、力の配分がわからず、無理をしてしまい自分の体がつらくなってしまいます。また、気を消耗しますので、気功や呼吸法で常に整えておくことも必要になってきます。
充分基礎練習を積んでいただき、実習を受けて技術的なチェックを受けてください。開業に必要な認定証等は、原則として実習を受けた方のみとなっています。認定証を発行するにあたっての認定料は１万円です。地理的にこちらに来られない場合は相談して下さい。
技術さえ身に付けば開業できます。しかし、臨床経験を積む中で体得されることも大事ですので、充分対人練習を積んでから本格的に開業するのがいいと思います。そのため、当初は他の仕事もやりながら、あいた時間を利用して出張などで対応します。
他の指圧、マッサージとの違いはなんですか？
中国整体推拿は長い歴史と深い理論を持っています。この技術は、時代時代に、中国以外の地域に伝わりました。現在日本にある指圧、マッサージ、鍼灸、漢方のルーツはもちろん中国です。日本にある指圧、按摩マッサージのテクニックは中国推拿の中にすべてのルーツをたどることができます。そして、中国推拿は現在も科学的に研究されて、総合的な医学として体系化されています。ですから、中国整体推拿の実技と理論を学ぶことは、日本にある各種の技術を全体として学ぶことができるのです。
ヒーリングタッチ、気功をあわせて受けることができますか？
気功は推拿の基礎ですので同時にマスターできます。ヒーリングタッチは気功外気療法の一種ですから、初級から上級まで受講すればマスターできます。初級あるいは中級、上級のみ受講の場合は差額３万円でヒーリングタッチコースを受けられます。
